ゲームに出会ったのは20年くらい前ですが、遊び方がよくわからないまま放置していたのをこのたびようやくクリアしました。
必要なのは観察力と根気だったようです。
ゲーム開始時に周囲には人っ子一人おらず、あるのは地面に落ちたアトラスから妻へのメモ、島の数々の仕掛け、中から男が訴えかけてくる2冊の本、これだけ。
本棚の本はほとんどが焼け焦げ、読める本にはとりとめない(と感じられた)日記かたくさんの記号。
お遣いの多いJRPGに慣れ身には、そこらじゅうの仕掛けをいじる以外何をしていいかわからない。
20年の間に書籍版のMYST読んだりもありましたが、それとゲームの世界があまり結びつかずやっぱり放置。
久々にこの謎に取り組もうとゲーム内の本棚の本に目を通した時、このゲームが積極的に考えないと解けない代物だとわかりました。
……まあ、普通はそうなんですが、それがわからなかったんですね。反省。
わかったとたん、急にこのゲームがよくわからないものから面白いものへと変化しました(意識改革!)
そして、もうほとんど薄れかけている記憶の中の書籍版とも結びついていきました。
というわけで、島に散らばった数々のヒントを拾い集め、それをメモしながら画面上の少しでも違和感を覚えるところを手探りでさがしまくりました。
もうちょっと操作感が良ければなという気がしますが、なにしろ昔のゲームで昔のプラットフォームでプレイしたので多くを望むのは酷ですね。
グラフィック精度にはさほどこだわりはないので、木とか変と言えば変ですが個人的には気になりませんでした。
エンディングはちょっとあっけないというかどうしていいかわからない感じがありますが、謎解きゲームとしては文句なしに面白かったです。
ただ、いくつか謎は残されたままなので、いずれの日にかRivenも買うかもしれません。……今更。


最後までプレイしてみてわかったことは、このゲームのファンだと言っていた友達のいずれもがゲーム内の謎について深くは触れなかったその理由でした。

……このゲーム、答えを知っているとほとんど何もしなくてもクリアできるんですね!(汗)
最後までシーラスを救うかアクナーを救うか悩んでいたのですが、そんなのはどうでもよかった。
そういえば友人もこの質問については言葉を濁していました。今ようやく理解できました。
ちなみに、個人的に一番難しかったのが最初に見つけたメモのヒント、あと暖炉の中の仕掛けでした。
が、どちらも暗い中の小さなボタンを探す作業なので、画面輝度でなんとかなったような気もします。
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