時は江戸。妖たちが跋扈するそんな時代、萬屋稼業を営む半妖の青年・藍丸そしてその供の二人の妖たち。
ある妖刀事件をきっかけに、藍丸は半妖ばかりを狙う何者かの存在に気づくが───
絵は、全てお一人のものによるようで、この大量ではやはり時期がどうしてもブレてしまうため、不安定だったりします。
それでも塗りはどれも妖艶で美しいです。原画家さんの持ち味ですね。
男の方のようなので、男同士の絡みばかり描かせて非情に申し訳ないという気もしますがこのへんは余計なお世話ですね…。
まあ、そのかわりに弧白が妙に女性っぽく描かれていてこれ癒しなんじゃないかなとぼんやり思いました。
立ち絵は表情があまりないかわりにコミカルに動くのですが、少し世界観とあっていないような。
話はシリアスベースですが、主人公が甘やかされて育っている為かんしゃくもちだったり、そのせいでの掛け合いが思わず噴出すほどに面白いです。こういう日常シーンは楽しいですね。
惜しむらくは主人公、「べらぼうに強い」設定なのに何故かしょっちゅう敵の罠におちてたりする、某咎狗仕様のせいで、どうも強さを感じられないというか。
あとはテキスト使いまわしのせいか、その間お供が棒立ち(と思われる)のが気になって仕方ありませんでした。
あと無駄な口吸い多すぎです(苦笑
なんか色々つっこみたいところはありますが、総合的な評価は☆4つ。ツキガミからいい方へ進化してくれたようです。
そして相変わらずここのえちぃシーンはえちぃです。ディスクレスなのもいつでも起動堪能できていいですね。
